2008年10月28日

泉谷!還暦ロック!

皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、30分間という短い時間枠でも御座いますんで、番組の方進めていきたく思います。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。

さて今日は、去る10月1日に7年振りの新譜、ポニーキャニオン移籍第1弾にもあたる「すべて時代のせいにして」を発表。また、その直後の4日には「ZEPP TOKYO」でギネスに挑戦ということで、還暦にして60曲を一晩で歌いきるという、余りに無謀な企画に体当たりするも、会場で新譜を購入した350人に対しサインまで行うというオマケ付きで、見事生還を果たした元気印のオヤジ様「泉谷しげる」氏にスボットを当て、その代表曲に耳を傾けてみたいと思います。





泉谷しげる氏は、最近では専ら俳優として有名ですが、実は東京都目黒区生まれの今年60歳になる、誠にエネルギッシュで粗暴なワイルドネスに溢れるロックシンガー。
幼い頃に、小児マヒを煩い、足に後遺症を残すも、東京都立目黒高等学校を1カ月で中退し色んな仕事をしていた時に、たまたま知った岡林信康に触発され、時代を射ぬく批評性に満ちたシニカルな歌詞と、フォークと呼ぶには余りに荒々しいシャウトとギタープレイで、1971年にエレックレコードからLIVEアルバム「泉谷しげる誕生」で鮮烈デビュー。破格のフォークシンガーとして注目を集め、1974年発表のエレックレコードでは最期のアルバムとなる「黄金狂時代」をひとつの端境期とし、完璧なロッカーに変貌。途中、低迷の時期もあったりしたが、それに臆することなく我が道を歩み、今日に至るまで熱狂的な泉谷教の信者達のあつ~い支持を受けながら第一線で活躍し続けている。

というところで、今晩はそんな泉谷氏の代表的なナンバーを、またまた私の独断と偏見で申し訳ございませんが、3曲チョイスしお届けしたいと思います。
まずは、仲井戸麗市や下山淳、村上PONTA秀一、吉田健という才能あふれる日本でも屈指のミュージシャンを擁していたスーパーグループ「ルーザー」とともに制作した
1988年12月発表となったアルバム「IZUMIYA-Self Covers」から、私が大好きな「翼なき野郎ども」を、それと1993年11月発売の北海道西南沖地震の最大の被災地であった奥尻島を救済するために続けていた路上義援ライブの模様を収録した「ひとりフォークゲリラ!泉谷しげるライブ」から「黒いカバン」「なぜ、こんな時代に…」をお届けしたいと思います。では聞いてください。泉谷です。どうぞ!
(11・2オンエアー分)

  


Posted by PON-CHANG!(ぽんちゃん) at 00:53Comments(1)ROCK・音楽

2008年10月28日

デッド・ケネディーズ、ラリー・カールトン(何?この取り合せ?

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。





さて今週は、その頭文字にDの付くアーティストということで、1977年、アメリカはサンフランシスコでジェロ・ビアフラを中心に結成された非常にポリティカルな姿勢で時代を打ち抜いた「デッド・ケネディーズ」をご紹介したと思います。
デッド・ケネディーズは、デンバーのライブハウスで偶然、皮ジャンの4人組「ラモーンズ」と、サンフランシスコを拠点に活動していたバンド「アヴェンジャーズ」を目の当たりにしたジェロ・ビアフラが、それをきっかけに結成したバンド。
デビュー当初は、ハイスピードなリズムと掻き毟ったようなディストーションギター、そして過激で政治色豊かな歌詞から「セックスピストルズに対するアメリカからの回答」と言われ、俄然マスコミをはじめロックファンからの注目を集めた。
1979年には、ビアフラ自身が立ち上げたオルタナティヴ・テンタクルズからデビューシングル「カリフォルニア・ウーバー・アレス」を発表し、順調にライブとレコードリリースを重ねていく。しかし、一見、順風満帆に見えた活動も思わぬ落とし穴によって、あらぬ方向に陥っていく。
1985年発表の「フランケンクライスト」に付けられたH.R.キーガーのポスターが有害図書に当たるとして問題となり、ビアフラはすぐさま裁判を起こす。結果的にはビアフラ側が勝訴することになるのだが、その際余りに経済的な負担をバンド側は負うことになり、4枚目のアルバム「ベッドタイム・フォー・デモクラシー」の発表と共にバンドは解散となった。デッド・ケネディーズはその後2001年に再結成もされているが、金銭的な問題からジェロは参加せず、別のボーカリストを擁して活動を続けている。
では、そんなデッド・ケネディーズのサウンドを今日はベスト盤から2曲お届けしたいと思います。まずはデビューシングルの「カリフォルニア・ウーバー・アレス」、そしてポルポトの名前が連呼される「ホリデイ・イン・カンボジア」をお送りします。それではどうぞ!

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
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さて最後は「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、さて今週はラリーカールトンの「夜の彷徨」から彼の大ヒットナンバーであります「ルーム335」をお掛けしたいと思いますが、何もラリーが亡くなったわけではなく、そのバックでドラマーとして参加していた元TOTOのジェフ・ポーカロが1992年に自宅の庭で殺虫剤を散布していて、アレルギー反応を起こし急死してしまったわけでございまして、その彼を偲んでということでオンエアーさせれ頂きたく思います。くれぐれも誤解のないように…。
ではでは、それは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!
(10・26オンエアー分)







  


Posted by PON-CHANG!(ぽんちゃん) at 00:18Comments(0)ROCK・音楽